s_beaujolais_nouveau11月になり、今年も近づいてきました。
ボジョレーヌーボーの解禁日が♪今年の解禁日は11月20日(木)です。
ボジョレーヌーボーについてちょっと詳しくなって、その味わいに華を添えてみませんか?

 

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今年の解禁日は11月20日(木)!!

ボジョレーヌーボーの解禁日は、
11月の第3木曜日と決まっています。

当初は11月15日でしたが、この日が
土日に当たった場合、運搬業者が休みに
なるので、1985年より、11月の第3木曜日
に改定されました。

そもそもなぜ「解禁日」が設けられたかと
いうと、少しでも早く売り出そうと発売日を
早めるうちに、まだ未完成の状態で発売
してしまうという事態が発生し、それを
防止するために一斉に解禁することに
なったということです。

嬉しいことに、日本は時差の関係で、
先進諸国の中で、世界で最も早く
ボジョレーヌーボーが解禁になります。

日本は生産されたボジョレーヌーボーの
およそ4分の1を輸入しています。

毎年前日からカウントダウンして解禁を
祝い、ボジョレーヌーボーを味わう
イベントも催されるほどです。

ボジョレーヌーボーとは?

毎年この時期に耳にするものの、
詳しくはわからない、今更聞けない…
そんな方もいらっしゃるのでは。。

ボジョレーとは、フランスの地名で、
ブルゴーニュ地方のボジョレー地区です。

ヌーボーとは、新しいという意味で、
この場合は「新酒」の意味合いです。

つまり、ボジョレーヌーボーとは、

『フランスブルゴーニュ地方の
ボジョレー地区で作られた新酒』

ということになります。

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原料については、アペラシオン・ドリジーヌ・
コントロレ(原産地呼称統制:AOC)の定めで、

ボジョレーと名乗れるのは、
赤ワインはガメ(ガメイ)種、白ワインは
シャルドネのみを使用したものになります。

※ピノ・ノワールの補助的使用も認められて
いますが、現在は殆ど使われません。

※ボジョレーヌーボーには白ワインもありますが、
その割合は全体のわずか1%程度です。

もともとは、その年のぶどうの出来栄えを
確認するために作られていたボジョレーヌーボー。

そのため、マセラシオン・カルボニックという
急速発酵技術による特殊製法が用いられます。

試飲用なので、素早く仕上げる必要があった
のですね。バイヤーなどは、この試飲用の
新酒の味で、仕入の量を決めていたそうです。

中にはボジョレーヴィラージュヌーボーというのも
ありますが、これは、簡単に言えば、
『ワンランク上』のボジョレーヌーボーです。

特長とその味わいは?美味しいうちになるべく早く♪

特殊な製法により、ごくごくわずかな
炭酸ガスを含んでいます。

渋みや酸味は殆ど無いといえるほど少なく、
軽やかで優しい口当たりで、ワインに
馴染みがない人でも飲みやすい味わいです。

色は薄めでクリア。
フレッシュな風味や香りが魅力なので、
長期熟成には向きません。

そのため賞味期限も短く、2~3ヶ月以内に、
飲むのがベストで、遅くとも翌年の春まで
には飲むようにしたいものです。

美味しい飲み方:飲み頃温度と合う料理は?

ボジョレーヌーボーは、軽く冷やして
飲むのが美味しいとされています。

それは、渋みの素になるタンニンが
少ないためです。

タンニンは冷えると渋みを強く感じます。

タンニンが多いフルボディタイプの赤ワインを
常温で飲むのは渋みが強調されるのを
防ぐ目的もあります。

冷蔵庫で1時間ほど冷やすと程よい温度に
なりますし、氷を1~2個浮かべるのも
おすすめです。

料理やおつまみは何があう?

ボジョレーヌーボーは、酸味や渋みが
少ない柔らかな口当たりのワインです。

そのため、あう料理も肉・魚・和食・イタリアン
など幅が広いです。

ワインを楽しむためのおつまみなのか、
食事を引き立てるためのワインなのかでも
変わってくると思いますが、

味や香りが強すぎないものの方が相性が
良いようです。

おつまみでしたら、クラッカーやフランスパン
などにチーズやパテ、アボカドのディップなど、
生ハムも合うのではないでしょうか。

チーズはクセがあるものより、カマンベール
などの食べやすいタイプが合います。

料理ならば軽すぎず、重過ぎない前菜的なもの、
サラダや鶏肉、意外にも甘くてほっこりした
カボチャやさつまいもなどとの相性も良いです。

和食でしたら鍋物にも合いますし、イタリアン
ならばパスタなどはいかがでしょうか。

ボジョレーヌーボーに合う料理&おつまみレシピ

そしてベリー系の果物やチョコレートとも
よく合いますので、デザートと一緒にも
楽しめますね。

 折角だから道具にもこだわって…ソムリエナイフでクールに優雅に

ところで、ワインを開ける時、何を使いますか?

私はソムリエナイフを使っています。

こちらがソムリエナイフです。

右側のナイフ状の部分でワインのキャップシール(ホイル)を
切り取り、コルクにスクリューをねじ込み、左側のテコ
部分をボトルのふちにひっかけて栓を抜きます。

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ボトルを開けるとき、ラベルを相手に
見えるようにするのもポイントです。

ホイルを切り取ったり、コルクを抜くのは
慣れが必要ですが、上手にできると
とても気持ちがすっきりするんですよね^^

ワインもより一層美味しく感じます。

その他のワインオープナーを使用する
時でも同じなのですが、ワインは横にして
保存し、開栓前にコルクを十分に湿らせて
おくことで、栓が抜けやすくなります。

栓が抜けたら、
ワインに接していた方のコルク栓を
軽く嗅いで(さりげなくですよ。。)、
異臭がしないか確認後、サーブします。

日本のワインも素晴らしいんです!

ワインというとフランスのイメージが
強いかも知れませんが、イタリアや
チリなど、世界各国で素晴らしい
ワインが醸造されています。

そしてそれは日本でも…♪

ぶどうの産地で名高い山梨県には
ワイナリーが多くあります。

醸造メーカーでは、ワインの工場や
貯蔵庫などを見学できるツアーも
開催されています。

その殆どは無料ですし、時期によっては
ぶどうの収穫体験や新酒祭りも
催されています。

そして試飲や飲み比べができる
のも嬉しいところです。

ワインに興味がある、もっと知りたい、
作るところを見てみたい。

そんな方にはとてもおすすめです。

山梨の人気ワイナリーランキング

ワイナリーリスト(山梨・山形・長野・京都・大阪・滋賀)

ワインのことを書いていたら、何だか
無性に呑みたくなってきてしまいました^^;

個人的にはあまりボジョレーヌーボーには
興味がなかったのですが、今年は
買ってみようかな…なんて思っています^^

気付けば随分長くなってしまいましたが、
最後までお付き合いくださりありがとうございました^^

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