s_wakuchin2毎年大流行するインフルエンザ。
かかるととても辛いですし、家族にうつしてしまったらますます大変なことに。。
厄介なインフルエンザの予防には予防接種が効果的です。そのベストな時期とは?

 

 

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インフルエンザ予防接種のベストな時期は?効果はどのくらい持続する?

インフルエンザの流行は、
11月~12月頃に始まり、ピークは
1月~3月です。

インフルエンザとは:国立感染症研究所HP

予防接種でワクチンを接種してから
抗体ができるまで1~3週間、その後
3~4ヶ月で抗体は徐々に減って行きます。

つまり予防接種の効果があるのは抗体が
できる接種後2週間目位から抗体がなくなる
4ヶ月後(長く見積もって5ヶ月弱)です。

 流行前までに免疫をつくりたいならば
10月中~下旬に接種を、

 ピークにあわせるならば
11月上旬~12月前までに

接種を終えるのが良いと言えます。

また、アンケート結果によると、
 医師の8割が接種の適正時期を11月と
しています

予防接種を考えている場合は、
 遅くとも12月までには接種を受ける
ことをおすすめします。

年代別:予防接種のタイミング

インフルエンザ予防接種の
推奨年齢は生後6ヶ月以上です。

6ヶ月未満は接種するワクチンの容量が
少なすぎるために、効果が証明でき
ないためだそうです。

以前は1歳以上とされていましたが、
現在は6ヶ月から接種可能になりました。

<接種スケジュール例>

【小児:ケースその1】
10月中旬に1回目⇒11月中旬に2回目

【小児:ケースその2】
11月初旬に1回目⇒12月上旬に2回目

【受験生:ケースその1】
11月上旬~中旬に接種

【受験生:ケースその2】
11月初旬に1回目⇒12月上旬に2回目

【高齢者:ケースその1】
11月中旬に1回目⇒12月上旬に2回目

子供だけでなく大人も2回接種した方が良い

13歳未満の小児は2回の接種が必要です。

これは免疫力が不安定なので、2回に
分けてしっかり免疫をつけるためです。

免疫力が低下している高齢者に2回の
接種がすすめられるのもこのためです。

また、2回のワクチン接種は、ブースト
効果といって、より高い免疫力がつきます。

このブースト効果は大人・子供の区別なく
発動するので、喘息持ちの人や、仕事を
休めない人、受験生などは念のため2回
の接種をするのもひとつの手です。

s_yobou

以前は大人も2回の接種が通常でしたが、
ワクチンが不足した時に政府が1回の接種
を推奨し、その流れで現在も1回の接種が
主流になっています。

医師によっては子供でも前年に接種して
いれば、翌年(今年)は1回で良いという
先生もいるようです。

接種を受ける医院の医師とよく相談して、
最も効果的なタイミングと回数で接種を
受けることが大切です。

料金設定は病院の自由

インフルエンザの予防接種は
保健外診療(自由診療)のため、
料金は病院側がそれぞれ設定します。

地域格差もありますが、安い所では
千円台、高いところで四千数百円、
平均すると3千円程度になります。

初回と2回目の料金が異なる医院や
子供の2回目は無料という良心的な
医院もあります。

もちろん値段が高くても安くても
効果は同じです。

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値段についてもう少し踏み込んで
お話ししますと、ワクチンの製造原価は
¥350だそうです(2005年発表なので
もう少し高くなっているかもしれません)。

これが販売会社、卸問屋を経て、
医療機関が仕入れる時には千円台に、

これに人件費や注射器など病院側の
諸経費分を上乗せすると、先ほどの
三千円という額が算出されます。

このワクチン、1本で大人2人分(2千円)
なので、無駄なく使うために、早期予約
割引や、子供のまとめ割引(3人なら1人
当たりの額が安くなる)などを導入して
いる医院もあります。

その他にも、ワクチンに防腐剤(水銀化合物)
が含まれるか否か、鶏由来の原料の使用有無
など、ワクチン自体の値段にも差があります。
(どちらも含まれない方が高くなります)

投票による各地の予防接種価格が確認できます(サイト下の方)

高齢者や子供に市町村からの補助が
ある場合が多いので、該当される方は
確認されると良いと思います。

返品がきかないワクチンですので、
病院側も余らないように仕入れるため
時期が遅れると接種できない場合が
あります。

予防接種を受けたい方は早めの
予約をおすすめします。

予防接種の効果と副作用は?

予防接種で気になるのが副作用。
1971年にワクチンの改良が行われ、
副作用も少なくなりました。

 【主な副作用】

・腫れなど局所反応 10~20%
・発熱など全身反応 5~10%

その他、蕁麻疹などのアレルギー
反応が稀に起こる場合があるそうです。

いずれも2~3日で治まるようです。

命に関わるような重篤な神経症は、
200~400万人に1にの割合とのこと
でした。

予防接種をしてもインフルエンザになる?

結論からすれば、予防接種をしても
インフルエンザを発症する可能性は
あります。

ただ、発症してしまっても、症状の
重篤化を防いでくれるのも予防接種
の効果です。

 【予防接種の効果(成人)】

1回の接種⇒64%
2回の接種⇒94%

とのことで、2回接種のブースト効果で
免疫力を上げたとしても6%の人は
発症してしまう計算になります。

ですが、もしかかってしまっても、
死に至る程の重症は80%回避できる
そうです。

その他の予備知識と疑問あれこれ

Q&A方式でまとめました。

 接種できないのはどんな時?
 熱が37.5度以上の時や、他の
病気にかかっている時などです。

 接種当日の入浴は?
 OKです。ただし、激しい運動はNGです。

 妊婦さんの接種は?
 OKです。水銀由来の防腐剤が気になる
場合は、病院に相談して下さい。

 授乳中の接種は?
 OKです。子供にワクチンの影響はなく、
母乳を飲んだ子に予防効果はありません。

 卵・ゼラチンアレルギーですが…
 ワクチン精製の際、ウィルス培養に卵
の一部を使いますが、精製技術の向上に
より、ほぼ大丈夫です。しかし、ショックを
起こした事がある場合は事前に医師に
ご相談下さい。また、ぜラチンは現在殆ど
使われていないとのことです。

s_wakuchin

注射ではない新しい予防方法!鼻に噴霧のフルミストとは?

インフルエンザに限らず、予防接種には
賛否両論あります。

予防接種の効果だけに頼らず、風邪や
インフルエンザにかからないように、
日頃の手洗いうがいはもちろんのこと、

室温や湿度に気を遣い、栄養バランスの
良い食事と十分な睡眠をとるなどして、
私たちが本来持つ免疫力も最大限に
アップして冬を乗り切りたいところです。

【20140930:追記】2014年 料金の目安

10月が近づくにつれて、インフルエンザ予防接種の
料金で検索されて当サイトにいらっしゃる方が
増えてきました。

消費税が上がり、今年の料金はどれくらいなのか、
色々な病院のHPなどを調べてみたところ、
1900円~4500円でした。

実際に接種を受けられた方の投票による料金情報

年齢や地域、病院によっても価格差があります。

また、早期割引やインターネット予約割引などを
実施している病院もあります。

お住まいの地域で通いやすい距離にある
病院をいくつか比較されるのがよろしいかと
思います。

【201510.追記】2015年の料金は値上げされる所が多い

2015年のインフルエンザ予防接種の料金は、例年より
500円~1000円程度値上げされる所が多いようです。

その最大の理由が、
 ワクチンが3価から4価になったためです。

簡単に言うと、対応するウィルスが、3種類から4種類になります。

これまでは、
 A型インフルエンザワクチン1種
 A型インフルエンザワクチン2種
 B型インフルエンザワクチン1種

の3種類のウィルスに対応していましたが、
これらに加えて今年は

 B型インフルエンザワクチン2種

が追加され、4種類のインフルエンザウィルスに対応した
ワクチンに
なりました。

4価になり、抗原が増えたことで、より高い効果が期待されています。

ただ、その分原価が上がったので、接種料金も上がるというわけです。

ご参考までに、2015年のワクチン株の内容は、

【2015年インフルエンザワクチン株の内容】

 1 A/カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)
→一般的に言われる新型ブタインフル(現在は新型とは呼ばない)
 2 A/スイス/9715293/2013(NIB−88)(H3N2)
→季節性A型(A香港型
 3 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
季節性B型
 4 B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
季節性B型

となります。

一般的なワクチン株の決定方法(国立感染症研究所)

色々な医療機関でのインフルエンザワクチン接種料金を
調べてみたところ、3000円~が多くの割合を占めていました。

ワクチンの値段が上がったためか、年齢によって料金を
分けている病院も多く見受けられました。

6ヶ月~13歳未満の2回接種の場合で、合計5500円~6500円、
1回接種で3500円~、65歳以上は自治体の助成を受けられる
場合が多く、安い所では1000円~、平均すると1500円~2000円程度で
接種できる事が多いようです。
無料の場合もありますので、広報誌を確認したり、自治体への
問い合わせをおすすめします。

実際に接種を受けられた方の投票による料金情報
↑2015年の状況も投稿されはじめています。

予防接種に頼り過ぎることなく、日常生活での手洗いうがいの
敢行や、バランスの取れた食事や適度な睡眠で体調を整えて
免疫力をアップさせるなども大切だと思います☆