
今回の報道をうけて、8/20日には日本テレビの「スッキリ!!」でも特集が組まれました。
ロンドン警視庁は情報の内容についてはまだ明らかにしていませんが、複数の英メディアは英特殊部隊(SAS)が故ダイアナ妃の殺害に関与しているらしいと報じました。故ダイアナ妃の死因をめぐっては2008年に「過失による交通事故死」と公式発表されましたが、いまだに根強いダイアナ妃殺害陰謀説が再び浮上することうけあいです。
1997年の事故を振り返る


今回浮上した新情報とは?陸軍特殊部隊SASって?
これまでの英メディアの報道を総合すると、新情報は英陸軍特殊部隊「SAS」が、ダイアナ元妃殺害に関与したとする内容です。SAS狙撃兵のダニー・ナイチンゲール被告(38)が、銃の不法所持罪に問われている軍事裁判で明らかになりました。
新情報をもたらしたのは、ナイチンゲール被告の元ルームメート「兵士N」の妻の両親とされており、彼らが2011年9月にSAS指揮官に送った手紙に、兵士Nから得た情報として書かれていたそうです。兵士Nが検察側の重要証人となったことから、手紙はSASから軍事法廷に提出され、今回の発覚に至りました。MSNサンケイニュースによると、(以下引用)
英紙サンデー・ピープルはこの手紙のコピーを入手したとしている。同紙によると、手紙は7ページの手書き。妻とその両親に対する兵士Nの結婚生活破綻後の振る舞いについて書かれており、その中で「彼(兵士N)は妻に、『ダイアナ元妃の死をおぜん立てしたのはXXXで、そのことは隠蔽された』と話した」とする部分があるとしている。「XXX」はSAS関係者という。
とはいえ、なぜSASが関与したのか、また、具体的にどのような方法が投じられたのかなどは現時点では明らかにされていないようで、今月末に事故16年目を迎える段階での発表に、世間の波紋は広がること必至です。
【SAS】英陸軍の特殊部隊で、特殊空挺部隊(Special Air Service)の略称。第2次大戦中に編成された、敵地で破壊工作を行う世界最初の特殊部隊。敵地での破壊工作、偵察、要人警護、治安維持、人質救出など幅広い任務に対応し、世界の特殊部隊の手本にもなっている。北アイルランドでの治安維持(1969年-)、湾岸戦争(91年)、イラク戦争(2003年)など実戦経験も豊富。












