青いカーネーションをご存知ですか?
母の日やお祝いごと、お正月にもオススメの青いカーネーション、その名もムーンダスト。
今回はムーンダストの生い立ちや取り扱い店舗、価格などをリサーチしました。
青いカーネーション【ムーンダスト】の生い立ち
青いカーネーション、ムーンダストが
誕生したのは、今から20年近く前の、
1995年のことでした。
大手酒造メーカーのサントリーが、
自然界には存在しなかった青いバラの
開発を1990年から開始しました。
困難を極めたその開発過程で生まれた
のがムーンダストでした。
青い花から青色色素を作る遺伝子を
採取してカーネーションの遺伝子に組み込む
というバイオテクノロジーを駆使して誕生した
世界初の貴重な青いカーネーションは、
1997年から販売されています。
2004年には、ようやく開発を成功させた
青いバラ「アプローズ」とともにグッドデザイン金賞
を受賞しています。
その後もさらなる青を求めて、研究と開発は
今なお、続けられており、青い菊や青いユリの
開発にも成功しています。
写真だと青というよりかは紫色(百歩譲って青紫)に
近い印象ですが、開発を重ねていくうちにより青に
近くなることが期待されています。
美しさだけでなく品質の高さも好評
ムーンダストは南米のコロンビアやエクアドル
などで生産されたものを輸入しています。
これらの地域は気温が15度~22度と常春の
陽気で、この安定した気候と、赤道直下かつ
標高が高い(2,200~2,500m)ことによる日照
の強さが美しい発色を生み出します。
実験室まで完備した契約農場で収穫された
ムーンダストは素早く的確な処理を施され、
温度管理など細心の注意を払って日本に
輸出されます。
因みに日本に輸出されるのは、特に品質が
高いもので、全体の約1割ほどの大変貴重な
ものなんだそうです。
こうした生産者側の努力もあり、ムーンダストは
花の美しさだけでなく、日持ちの良さや茎や葉の
状態にまでも評価が及んでいるんですね。
6種類のラインナップ
『月のように柔らかな包容力のある花に』
という思いが込められたムーンダスト。
月は豊穣と生産の象徴とされ、母性や優しさ、
包容力を表します。
現在ムーンダストには1本に1輪の大輪タイプが
4種、1本が枝分かれして複数の花をつけるスプレー
タイプが2種あります。
アレンジメントのアクセントに加たり、
同系色でまとめたり、様々な楽しみ方
ができますね^^
気になる値段や買えるお店は?
お値段、気になりますよね。。
調べてみたところ、楽天ではアレンジメントで
3000円台から、1本売りでは270円で販売
している店舗がありました。
全国の取扱店舗は随分増えているようで、
ムーンダストの公式ページから検索できる
ようになっています。
取扱店舗を探す(公式サイト)
店舗に直接出向けない場合や、お花を
贈りたい相手が遠方の場合は、通販や
花キューピッドなどを活用するのも賢い
方法だと思います。
※苗や鉢植えを求める声もあるようですが、
ムーンダストは遺伝子拡散防止措置が行われ
た切花のみの流通となっております。
花言葉は「永遠の幸福」
ムーンダストの花言葉は『永遠の幸福』
お祝いや記念日などにぴったりですね^^
カーネーション全般の花言葉は、「無垢で深い愛」
ですが、色によって更に細分化されます。
せっかくですので、カーネーションの色別に
花言葉をご紹介いたしますv(^-‘*)
<カーネーション全般の花言葉:無垢で深い愛>
【赤】:真実の愛・情熱・母への愛
【白】:尊敬・純潔の愛・亡き母を偲ぶ
【ピンク】:感謝の心・熱愛・上品・気品
【オレンジ】:熱烈な愛・純粋な愛
【黄色】:嫉妬・軽蔑
【紫】:気品・誇り
【青】:永遠の幸福
贈るカーネーションの色を花言葉で決める
のも、素敵ですよね♥