日頃お世話になっているご家庭に、ほんの気持ち程度のお餞別を差し上げる機会がありました。でも、相手はとても気を遣って恐縮してしまうのが容易に想像できたので、申し訳ないという気持ちより、びっくりして笑って貰えたらと思い、マナー違反を重々承知で、ちょっと変わったお札の折り方にしてお渡ししました。
私とその方の間柄は、どちらが目上ということもなく、
寸志という言葉を使うのもどうかという関係…。
かといって、お餞別というほどかしこまった
ものでもなく。。。
分かっているのは相手が申し訳ないと
思ってしまうこと。
熨斗袋に入れて渡したら、受け取って
くれない可能性も大でした。
そこで、パッと見でお金が入っていると
わからず、開けてみてお金でも
「どうしよう」とか「悪い事をした」「気を
遣わせてしまった」と、一番に思わない
ような方法はないかと考えた時、思い浮かんだのが、
以前ブックオフで立ち読みしたことがある、
変わったお札の折り方でした。
ネットで検索するとすぐに色々と
出てきて、私はこの形に決めました。
一葉は見た!
というフレーズが思い浮かぶような
折り方です^^;
ネットの情報を頼りに折ってみたの
ですが、イマイチ分かりづらかったので、
忘備録もかねてここに残します。
今回用意したのは五千円札。
一葉さんはこの後自分があんな
姿になるとも知らず、ぼへ~っとしています。
まず、五千円と書いてある部分の
「円」の一画目線に合わせるように折ります。
次に
一葉さんの覗き見角度を決めて
斜めに折ります。
この段階ではまだ「見た!」感は少ないですね~
頭の線(輪郭?)に合わせて
後ろ側に折り込んでいきます。
この時に、折り紙の様に袋状に開きます。
この「袋状に開く」というのが分かりづらいポイント
なのではないでしょうか。。
ここで裏返すとこんな感じになっています。
ひっくり返して元に戻して他の部分も
折り込んで行きます。
私がネットで見た所では、
この折込が端折ってあって躓いたので、
小刻みに写真を撮りましたよ♪
裏返すとこんな感じです。
裏返すとこんな感じです。
この辺りから折り込んで
重なり厚くなる部分が出てきます。
少し折りづらくなりますが頑張ります。
輪郭に沿うようにして折り込みます。
裏側を整えるように意識すると
心なしか綺麗に仕上がる気がします。
完成間近です♪
恒例の裏側!
顎の部分を折上げる時に、
ただ折上げるのではなく、
袋にするようにして開きます。
分かりづらくなる最大のポイントなのでもう一回
右下部分を折上げる時に
何と表現したら最も伝わるのでしょう…(*´Д`)
でも出来たら「あぁ、そういうことか!」とスッキリするんです><
最後に体裁を整えます。
輪郭からはみ出た所を微調整して完成(*´▽`*)
私は今回はこれを百均のミニ便箋に
クリップで留めて、メッセージを吹き出し状に
書いて「お手紙」としてお渡ししました。
結果的に作戦大成功でした^^v
【おまけ】
この記事を書きながら、おさらいもかねて
英世さんでも折ってみました。
裏側
折り始めの位置が若干変わる位で、
基本的な折り方は一葉さんと同じです。
ご利用の際にはくれぐれも、
TPOと相手にごご注意くださいますよう。。