毎年観測できるペルセウス流星群ですが、今年は例年とはちょっとワケが違うみたいです。
目次
ペルセウス座流星群って…何?
ペルセウス座流星群(ペルセウスざりゅうせいぐん:学名は Perseids)
ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群のことで、ペルセウス座γ流星群(ペルセウスざガンマ流星群)とも呼ばれます。7月20日頃から8月20日頃にかけて出現し、8月13日前後に極大を迎える。しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の1つです。
ペルセウス座流星群の画像集はこちらからどうぞ
どこか「スゴイ」の?
流星群というと、しし座流星群が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
まず、ふたつの流星群の違いは、しし座流星群は33年に一度出現するのに対し、ペルセウス座流星群は毎年観測できる点があげられます。
そして、流星のピーク時には通常1時間に3~5個程度の観測数が、一気に10倍の30~50個も観測することが可能になると言われております。
その上明るい流星が多いので肉眼でも、多少の薄曇でも確認でき、他の二つの流星群は真冬に観測されるのに対して、ペルセウス座流星群は真夏の、しかもお盆休み中という大変観測しやすい時期に現れるのも見る側としては大きなポイントのひとつです。
(夏休み中、お盆休み中でしたら、多少夜更かししても大丈夫ですものね^^v)
2013年は当たり年で見頃といわれるのは何故?
主に下の理由からです。それは
1:流星群自体の活動がとても活発であること
2:流星がやってくる角度が高い→沢山観測できる
3:月が沈んでより暗くなってからピークを迎える→よりよく見える
4:日本全国どこでも観測できる!→これとっても大事!!
北海道、青森、新潟、岐阜、長野、愛知、京都、大阪、広島、福岡、どこでも観測できます。勿論今挙げなかった地域でも観測できます。
ズバリ!!見頃は?
期間としては、8月7日から15日までの、真夜中から明け方に多く観測できるとのことです。
ピンポイントでは、
8月13日の午前3時頃
が、ペルセウス座流星群の活動が最も活発になるそうです。
8月12日(月)の22時~8月13日(火)の3時位の時間帯がオススメです。
観測のポイントは?
1:安心、安全な場所を確保して観察する。
張り切って山に登ったものの、あまり足元がおぼつかないような場所では、観測に夢中になってついうっかり足を滑らせ…なんてことになったら大変です。美しい星空が見えるとはいえ、安易に夜の山に入るのは危険です。まずは自宅の庭やベランダなど、気軽に観測できる場所から観測することをおすめします。
2:防寒、虫対策をしっかりと。
真夏とはいえ、場所によっては深夜は冷え込むこともあります。また、虫除けはしっかりとするようにしてください。
3:できれば地面に寝転んで観察する。
ずっと上を見上げていたら首も痛くなってしまいます。地面に寝転んで星空を見上げると、自分が空に吸い込まれていくような、えもいわれぬ、何とも不思議なリラックスした時間を過ごせます☆また、地面にマットなどを敷く場合は勿論平らな場所にしましょう。
方角としては、ペルセウス座がある北東を見ればよいとも言われますが、ペルセウス座流星群は広範囲で観測できるので、全体を広く見渡すのが良いという意見もあります。
ワンポイント:流星群を綺麗に撮影するには?
1. 感度をISO1600以上にする
2. ピントはマニュアルフォーカス(MF)で無限大(あるいは風景撮影)にセット
3. シャッター速度もマニュアルにし10秒間~1分間くらいにして、次々にシャッターを切り続ける。シャッター速度の選択は試し撮りをして、真っ白けにならないくらい(これが重要)。
4. 三脚にカメラを固定し、夜空にむけて撮影(引用:マイナビニュース・どこでもサイエンス)
見たいけれど見に行けない(TnT)という方のために。。
気休めにしかならないかもしれませんが、昨年のペルセウス座流星群の動画を探してきました。
2012年8月12日 ペルセウス座流星群
今年ほどの好条件は2021年までは揃わないそうです。
お天気が見方してくれることを願います☆ミ