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セキセイインコのヒナの育て方の続編です。

 

 

 

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前編ではヒナを迎えるまでとして、お店選びのポイント
必要なもの、さし餌の種類と方法などをご紹介しました。

【前編】はこちらから

餌の回数と与え方は?

さし餌の回数は生後どれくらいたっているか
で変わってきます。

生後2~3週間程度のヒナでは、1日4~5回与えます。
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写真は生後約3週間の子です。

参考までに、生後14日のヒナの【動画】

ヒナの体温を下げないように、手を温めてから
手のひらに乗せて、話しかけながら食べさせて
あげます。

6時、10時、14時、18時、
7時、11時、15時、19時、

など時間を決めて与え、
おなかをすかせてなくようならば夜にもう一度、
様子を見ながら与えます。

この頃は、食べて寝るのが基本なので、
遊んだり、かまったりするのはもう少し我慢です。

さし餌の時に、名前を読んだり、声をかけてあげましょう。

生後3~4週間ほどして、チップや新聞紙を
くちばしでくわえたりするようになれば、
粟の穂を置いたり、地面に餌を撒いたりして、
ひとり餌の練習をさせます。

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生後1ヶ月近くになると、産毛(綿毛?)がなくなり、
羽が生え揃います。

まだ黒っぽいくちばしは、子どもの証です。
これはこの時期だけのもので、徐々に
黄色いくちばしにかわります。

(はじめからくちばしが黄色い子もいます)

もうプラケースでは狭そうに羽ばたいたり、
飛びはじめる子もいると思います。


こちらの動画では、粟の穂が入れて
あるのが見えますね。

この頃から飼い主さんとのふれあい
コミュニケーションOKです。

さし餌の時に、ヒナの方から手に乗ってきたり
するかもしれませんね^^

いろいろなインコの挿し餌の様子

ヒナが疲れてしまわない程度に手に乗せたり、
話しかけたりして遊んであげます。

温度管理に注意しながら、プラケースから
かごに移して様子をみます。

この時はまだ地面のアミはつかわずに
(着地や歩行で脚をケガしてしまうことがあります)

新聞紙やキッチンペーパーを敷くだけにします。

胸位の高さに止まり木を1本いれてあげます。

この頃になると、さし餌の回数を朝、晩もしくは
朝・昼・晩に減らし、浅い皿に粟玉を入れたり、
地面に撒いたりします。(鳥は拾い喰いをする
習性があります)

徐々にさし餌を食べる量がへり、粟玉などの
シード(実や種)の量が増えてきます。

さし餌をやめたら、水入れに水もいれます。

中には甘えていつまでもさし餌をねだる子も
いるようですが、羽が生え揃って飛べるように
なってからもいつまでもしめった餌を食べてい
ると、そのう炎になってしまうことがあるので
注意です。

ペットショップのヒナたちは生後どれくらい?

ペットショップのヒナは生後どれくらいなのか
という質問を目にしたのでこちらにも書いて
おきます。

ヒナの生後日数はお店の方に聞くのが
確実だと思います。(きちんと答えられない
お店はやめた方がいいです)

これまで色々なペットショップで
セキセイインコのヒナを見てきましたが、

生後2~3週間で入荷しているケースが
多いようです。

私は羽が生え揃わないうちから
さし餌をして育てるのが好きなので、

入荷日を聞いて来店し、お気に入りの子
を予約したり、調子がよければ
連れて帰ったりします。

でも、羽が生え揃って、生後1ヶ月
すぎていても、お店でさし餌をして
くれているので、かごに移される前
に迎えれば、手乗りになると思います。

(小学生の頃、私が最初に飼った子は、
既にケースからカゴに移されていて、
何も知らなかった私と母は、「ヒナ」と
言われて買いましたが、結局最後まで
殆どなつきませんでした(TnT)。
今思えばお店もイマイチでしたね。。)

体調が比較的安定し、家庭に連れ
帰った後のさし餌の回数が少なくて
すむというメリットもあります。

このため、あえてある程度育って
(さし餌の期間が終わって)から
ヒナを迎える方もいます。

あれ?と思ったらすぐに病院へ

鳥は体調が悪くても隠します。
餌を食べている「フリ」をします。

これは、外敵に自身が不調であることを
悟られないための防衛本能だそうです。

ということは、鳥さんが見るからに
具合が悪そうにしている時は、
既に結構病状が進んでいる事が多いです。

調子が悪かったらまず保温⇒病院

を基本に、様子を見ながら
25度~30度くらいまで温度を上げます。

もしもの時のために、

 鳥さんをみてくれる病院のリスト【全国版】

を載せておきます。
病院に行く時は、事前に電話をする事を
おすすめします。
症状を伝えて指示を仰ぎ、連れて行った方が安全です。

ヒナを迎え、ある程度体調が安定したら、
健康チェックもかねて、一度病院に
連れていくことをおすすめします。

その後も半年~1年に一度は
健康チェックのため病院に連れて行って
あげるのが理想的です。

 

ヒナで迎えてさし餌をしてお世話するのは
1週間程度、長くても2~3週間ほどだと思います。

この時期に愛情たっぷりで接して信頼関係を
築くのは勿論ですが、その後もカゴの前を
通るたびに声をかけたり、一日に何度か
カゴから出して遊んだりして、鳥さんと
ラブラブになりましょう^^

触ったり、なでたり、モフモフさせてくれる子に
育てば、毎日インコさんの香りを楽しめます。

そういえば、少し前にNHKあさイチでの
インコ臭が話題になりましたね^^;

インコ=世話が楽

ということは決してありません。

日々のお世話は勿論ですが、

様子をしっかり見ることを徹底し、
些細な変化も見逃さないようにしてください。

たくさんの癒しと喜びを与えてくれるインコさんが、
あなたの良きパートナーとなりますように…☆

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