日常生活で何気なく使っている
『賞味期限』と『消費期限』
その定義や違いについて調べてみました。
ご存知ですか?賞味期限と消費期限の違い
このシールを見ると、ついつい買い込んでしまう
私ですが。。。
半額でなくても気になるの食品の「期限」。
よくよく見ると、消費期限と賞味期限があります。
以前は「品質保持期限」なんていうのも
見かけた記憶があります。
食品の期限については、農林水産省のHPで
詳しく定義づけられています。
それによると、
【賞味期限】
定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。⇒Best-befor【消費期限】
定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。⇒Use-by date
イマイチ判りにくいですね^^;
つまり、
簡単にまとめると、
【賞味期限】
・品質が保たれる期限
・品質が落ちにくい品につけられる
・期限が3ヶ月以内のものは年月日で表示
・期限が3ヶ月以上のものは年月で表示
・期限を過ぎたらすぐに食べられなくなるわけではない【消費期限】
・安全性に問題がない期間
・5日以内で品質が急激に劣化する品につけられる
・年月日で表示
・必ず期限内に食べること(=期限を過ぎたら食べない方が良い)
となります。
2つの違いを表にすると
食品の種類別に例をあげると、
期限が過ぎてしまったら?
1日くらいなら大丈夫?
5感をフル活用して判断する?
火を通してみる?
気にせず食べてしまう??
人によって色々なケースがあるようですが、
こちらも「消費期限」と「賞味期限」で答えが
変わってきます。
先にも述べましたが、
【賞味期限】⇒期限を過ぎたらすぐに食べられなくなるわけではない。
【消費期限】⇒期限を過ぎたら食べないほうが良い。
となります。
いずれにしても、期限内に消費するのに
越した事はありませんね^^
期限は「未開封」でが大前提。開封後はお早めに
ここで注意してほしいのは、
どちらも容器や包装を開封する前の
状態で、表示されている保存方法に従って
保存したときの期限であるということです。
牛乳を開封して冷蔵庫に入れず数日たったのに、
「賞味期限内だから大丈夫♪」というわけには
いきません。
賞味期限内でも、消費期限内でも、
開けたらすぐに食べることが大切です。
また、消費期限内だからといって、きちんと
正しい方法で保存されていなかった場合、
傷んでいる(腐っている)こともあるので、
夏場などは特に注意が必要です。
ちなみに、「常温で保存」の「常温」とは、
15℃~25℃のことを言います。
更に玉子に関しては、
上の写真にもあるように、
賞味期限は「生で食べられる期限」となります。
賞味期限を過ぎてしまった玉子や、
ひびがはいっていた玉子は、しっかり加熱して
食べるようにします。
『期限』といえば…何かとお騒がせなこの人の「期限」は
「賞味」なのか「消費」なのか…
あなたはどう思われますか??⇒確かめにいってみる
いかがでしたか?
食品の「賞味期限」と「消費期限」の違いや
正しい保存方法ををしっかりと把握し、食品を
安心、安全に消費しましょう。