s_uutuiken2014年3月14日18時5分、俳優の宇津井健さんが82歳で逝去されました。
死因となった慢性呼吸不全とはどんな病気なのでしょうか。

 

 

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宇津井健さんについて、来歴や人物像は
wikipediaをご参照ください。

慢性呼吸不全とは?

慢性呼吸不全とは、慢性的な呼吸不全です。

まずは呼吸不全について追っていきましょう。

呼吸不全とは、様々な疾患により引き起こされた
呼吸機能の低下により、身体に必要な十分な酸素を
送れなくなった状態をいいます。

そのため、呼吸不全と単体で使うのではなく、原因
となった病気と合わせて使う、「状態名」です。

(宇津井さんの場合は、「肺気腫」が原因となった病気
にあたります。)

そしてこの呼吸不全の状態が1ヶ月以上続くものが、
慢性呼吸不全とされています。

箇条書きにしてみると、

●肺の病気が進行

●肺機能の低下

●低酸素血症(血液中の酸素濃度が低下)
●高炭酸ガス血症(越液中の二酸化炭素濃度の上昇)

上記の状態を呼吸不全、1ヶ月以上続くと慢性呼吸不全という

となります。

原因と症状は?

急性呼吸不全の原因は肺炎や敗血症、刺激性ガスの吸入など、
慢性呼吸不全の原因となる疾患は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
肺気腫、肺がんなどがあります。慢性呼吸不全を起こす主な疾患

主な症状は、呼吸困難や頻脈、頻呼吸、チアノーゼなどで、
急性に比べると慢性の場合は自覚症状が出にくい特徴があります。

急性と同様の症状に加え、急激に身体が痩せたり、浮腫が出たり
もし、重症化すると生命に関わります。

慢性呼吸不全の発症には喫煙が大きく関係していると言われています。

診断と治療法

胸部X線写真(レントゲン)や心電図、細菌培養検査、腹部X線・エコー
などで呼吸不全の原因となる疾患を特定します。

治療は急性と慢性で異なりますが、原因となる疾患の治療と、呼吸器
不全によって生じた病状を改善するための治療が行われます。

病状により異なりますが、酸素の投与や投薬を行うケースが多いようです。

宇津井さんは肺気腫により入退院を繰り返し、闘病生活を
送っていたそうです。

肺気腫は気管支と肺胞が膨張、破壊されてしまう病気で、
症状が進むと激しい運動をしなくても呼吸困難を引き起こすように
なると言われています。

名優を失ったことで、Twitterでも宇津井さんを偲ぶツイートが
多く見られました。

謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。