899180i子どもが生まれて初めて迎える節句(女の子は三月三日の桃の節句・男の子は五月五日の端午の節句)はとても大切な日。
親や身内としてはしっかりと祝ってあげたいものですね。
ですが、ここで頭を悩ますのがお祝いについてです。
今回は、お祝いの内容や相場、一般的なマナーなどをまとめました。

 

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お祝い金の相場

お住まいの地域や、家ごとに決まりごと
やしきたりがある場合は、それに従うのが
一番だと思います。

親ごさんや身内の方にご相談されたり、
ご兄弟などで既に初節句を経験されている
方がいらっしゃる場合は、どのようにしたか
確認されると良いでしょう。

そして、ひとくちに初節句のお祝いといっても、
現金で贈る場合と、節句人形やプレゼントなど
品物で贈る場合があるかと思います。

それぞれのケース別にご紹介いたします。

現金で贈る場合

【祖父母】
5万~30万円
主に節句の人形や飾りの購入資金として贈ります。

【親戚】
5千円~1万円
おじ・おば・いとこなど。
お祝い金に、子どもが好きそうなプレゼントを添える
ケースが増えているそうです。

【友人・知人】
3千円~5千円
自分の子どもの初節句の時に、相手からお祝いを
頂いている場合は、同等の金額にします。

【表書き(のし袋の書き方)】
・御祝い
・初節句御祝い

<桃の節句>
初雛御祝い
祝御初雛

<端午の節句>
初幟御祝(はつのぼりおいわい)
祝御初幟(しゅくおんはつのぼり)

【水引】
・のし付き紅白蝶結び
nosi

※花結びともいい、何度も繰り返してよい
一般祝事やお礼などに用いられます。

【贈る時期】
・祖父母が人形や飾りの購入資金として贈る
場合は、遅くとも1ヶ月以上前までには贈る。

・身内や友人・知人の場合は御祝いの当日に贈る。

品物で贈る場合

【祖父母】
・節句人形や飾り
値段は様々です。

<桃の節句>
・雛人形

<端午の節句>
・五月人形
・鯉のぼり
・武具飾り(鎧・兜など)

【親戚】
5千円~1万円の品

【友人・知人】
3千円~5千円の品

【表書き(のし紙の書き方)】
・御祝い
・初節句御祝い

<桃の節句>
初雛御祝い
祝御初雛

<端午の節句>
初幟御祝(はつのぼりおいわい)
祝御初幟(しゅくおんはつのぼり)

【水引】
紅白蝶結びののし紙
noshi-iwai
※品物にリボンをつけたラッピングを施す
場合にはのし紙はつけません。

【贈る時期】
・祖父母が人形や飾りを贈る場合は一ヶ月
以上前までに贈るようにする。

・その他の品物は、御祝いの席の一週間前
までに贈る。

お祝いのマナー

【親・祖父母・両家のコミュニケーションが大切】
昔は節句の人形や飾りは母方の実家で贈るケースが
多かったそうですが、現在では状況は変わってきています。

両家で費用を折半したり、双方でそれぞれ贈ったり、
片方が節句人形や飾りを、片方がお祝いの席の費用を
出したりと、その家によって様々です。

節句人形の種類や大きさなどのバリエーションも多く、
住宅事情や子どもの両親の好みもありますので、
よく相談し、コミュニケーションを蜜に取ることが大切
だと思います。

それが難しい場合は、現金で贈るのが無難でしょう。

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【お祝いの席でのマナー】
・タバコや香りが強い香水は避ける
→主役は「こども」ですので、配慮してあげて下さい。

・主役の子ども以外の子への気遣い
→初節句を迎える子どもに兄弟がいたり、他にも
親戚の子どもが同席する場合には、お菓子の詰め合わせ
など、ちょっとした品を持って行くと喜ばれます。

お祝いのお返しについて

お祝いを頂いたらお返しをしなければ!
と思うところですが、お祝いの席に招待した
場合には、そのこと自体がお返しにあたります。

(七五三も同様です→詳しく見てみる

手土産にお赤飯と祝菓子(桃の節句では菱餅や
雛あられ、春のお菓子など、端午の節句では柏餅や
ちまき)をお渡しするケースもあります。

宴席を設けなかった場合や、遠方で来られなかった
(お祝いは頂いた)方には、頂いたお祝いの額の
3分の1から半額程度の品を贈ります。

※頂いた額以上の品物を贈るのは「迷惑です」という
意味になるので注意してくださいね☆

【表書き】
・内祝
・初節句内祝

【のし紙】
・紅白蝶結びののし紙をかける
・送り主は親の名で
・のし紙には子どもの名(姓は入れない)

【その他】
・お礼状に、子どもの晴れ姿の写真を添える。

品物を頂いた場合はそれらと一緒に写った写真だと
きっと喜ばれると思います^^

フォトスタンドに入れて贈れば、すぐに飾れて見栄えも
する素敵なお祝い返しになりますね♪

色々なフォトフレームを見てみる(楽天)

名入れのものや、時計付きのものなど、種類も様々です。

お祝いの席について

初節句のお祝いは、自宅でする場合もあれば、
お店でする場合もあります。

我が家はお店で行いました。

小さい子を抱えて料理をするのも大変でしたし、
お店にお願いすればメニューや料理の出来栄えに
悩まなくて良かったので…

自分で用意する場合には、昔からのメニューとしては、

<桃の節句>
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・季節の料理
・白酒(甘酒)
・菱餅
・雛あられ

<端午の節句>
・赤飯
・鯛の焼き物(尾頭付き)
・お吸い物
・季節の料理
・ちまき
・柏餅

といったものがあります。

オードブルを頼んだり、他に子どもがいれば、
好物や、ケーキなどを用意してあげても良いでしょう。

 

一生に一度の「初節句」。
これからの健やかな成長を願って、
心をこめてお祝いしてあげてください^^

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