s_troughいつ起こってもおかしくないと言われている
南海トラフ巨大地震。
そもそも南海トラフとは?地震はいつくるの?被害はどのくらい?それぞれについて調べてみました。

 

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南海トラフとは?

南海トラフとは、太平洋沿岸、四国の南の
海底にある溝のことです。
(この溝をトラフと言います。)

このトラフは水深4000m級のとても深い
もので、非常に大規模かつ活発な地震
発生帯(活断層)です。

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北端部は駿河湾内に位置し、駿河トラフ
とも呼ばれます。(上の図で黄線の部分)

駿河トラフで発生するのが東海地震で、
東南海地震、南海地震と連動すると
南海トラフ巨大地震となります。

この3つの地震は過去の統計からも、
連動する確率が高くなっています。

また、南海トラフに留まらず、琉球海溝
に及ぶまで断層が破壊されると、2004年の
スマトラ沖地震規模の超巨大地震に発展
する可能性もあります。

怖い巨大地震はいつ来るの?

静岡県から高知県にかけての南海トラフ沿い
では、東海・当南海・南海地震の巨大地震が
過去に高い確率で連動して起きています。

その間隔は90~200年の周期が多く、
詳しく見てみると、

・684年:東海から西海にかけて
・887年:↑から203年後:東海から東南海・南海
・1096年:209年後:東海から東南海・南海
・1361年:265年後:東南海・南海
・1498年:137年後:東海から南海
・1586年:88年後:北陸から関東、東海・東南海・南海
・1707年:121年後:関東から東海・東南海・南海
・1854年:147年後:関東から東海・東南海・南海
・1944年:90年後:東南海(単体)
・2013年:1944年から70年経過、1854年からは159年経過

と、前回の単体の地震から70年、連動した地震
からは159年が経過しています。

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画像:安政江戸大地震の被害を物語る図巻

そのため、いつ起こってもおかしくないという意見と、
まだ20年位は起こらないのではないかという意見の
大きく2つに分かれています。

政府の発表では、

・10年以内に起こる確率⇒20%
・20年   〃    ⇒40~50%
・30年   〃    ⇒60~80%
・50年   〃    ⇒90%

となっております。

預言者たちの声は?

以前週刊現代の特集記事で、
占星術師や霊能者、超能力者ら
20名が南海トラフ巨大地震が起こる
時期を予言したものがありました。

それによると、

・2013年11月(12人が予言)
・2014年12月(9名)
・2016年12月(8名)
※1人で複数予言したものもあり合計数が20以上になります。

が多く、その他には

・2014年3月
・2015年3月
・2015年6月

というものもありました。

 

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東日本大震災などの予言を的中
させてきた松原照子さんがブログ
で綴った気になる数字をいくつか
組み合わせると2016年~2017年
では?という声もあります。

とはいえこれまでに、日時まで予言・
的中させた人はいないそうです。

予言の結果を見ても、もういつ
巨大地震が起こってもおかしくない
ように思えます。

予兆・前兆はあるの?

四国東部で、地下深くにある
プレートどうしの境界で、ゆっくりと
岩盤が動く現象が確認されています。

これを、「スロー・クエイク」といい、
巨大地震だけでなく、大津波を引き
起こす要因のひとつとも考えられて
います。

東日本大震災の1ヶ月以上前にも、
震源のごく近くでスロー・クエイクが
あったそうです。

今回のスロー・クエイクが南海トラフ
巨大地震と関係があるとすれば、

東日本大震災同様、大きな津波が
起こる可能性が現実味を帯びます。

その他、高知県の室戸岬では7,8月に、
定置網に深海魚のリュウグウノツカイや
サケガシラがかかりました。

これが、例年では考えられない数だった
こともあり、地元の漁師さん達は、地震の
予兆では?と不気味がったそうです。

室戸岬沖海底で異変!定置網に深海魚81匹

非常持出袋など防災グッズのいろいろ(楽天)

 

続いて巨大地震が起きた際の
津波の予想や被害想定、対策法
などについてですが、

長くなりましたので、次の記事に
書かせて頂きます。

続きはこちら
南海トラフ巨大地震・津波の予想や被害想定と対策は?

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