s_smoon最近よく耳にする「スーパームーン」「ブルームーン」について調べてみました。

 

 

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7月12日はスーパームーンでしたね。

それにしても…

「スーパームーン」という言葉、昔からありましたっけ?

耳にするようになったのは
この数年のような気がするのですが…

ちょっと調べてみましょう。

スーパームーンとは

kotobank知恵蔵2014の解説によると、
スーパームーンとは

【スーパームーン】
月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象

とのことです。

因みに、2011年のスーパームーンは、地球から
最も遠い位置での満月と比べて、大きさで14%、
明るさでは30%も明るく見えました。

s_hikaku
画像引用元

更に、再接近の前後1時間以内に満月になり、
その上太陽と地球と月が一直線に並んだ状態を、
「エクストリーム・スーパームーン」と呼びます。

エクストリーム・スーパームーンは18年周期で、
直近が2011年だったので、次に見られるのは
2029年と、まだまだ先のことですね。。

スーパームーンの影響と地震などとの関係

スーパームーンとは、実は近代占星術の用語で、
世間に広く知られるようになったのは、近年に
なってのことです。

その中で、スーパームーンの時に
 地震や台風などの大規模な自然災害が起こる
 暴動などの不吉なことが起こる
というような風説があります。

これについては、

 事実の裏付けがない、
 力学的には潮の干満の差がわずかに大きくなる程度

という意見と、

 月や太陽の引力が地震発生に強く関わっている

という意見があります。

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月が地球に近づくということは、地球に対する
引力の影響が大きくなり、地震や火山噴火の
引き金になったり、台風をもたらすというものです。

…そういわれてみれば、

7月12日に、福島沖を震源に、M6.8の
広範囲な地震がありました…
各地の震度などはこちら

スーパームーンの影響は前後約1周間ほど
続くとのことで、

影響を及ぼす期間が結構長いので
個人的には「たまたまじゃないの?」
と思いたいところですが、

東日本大震災や、スマトラ巨大地震も
実はスーパームーンの時期だったそうです。
参考記事1
参考記事2

また、スーパームーンに限らず、満月の夜には
犯罪が増える という話も広く知られています。

月齢から危険度を予測するカレンダーを
見つけましたので、気になる方はチェック
してみてください☆

月齢カレンダー

 ブルームーン

スーパームーンと並んで耳にするようになった
「ブルームーン」。

ブルームーンとは、

【ブルームーン】
 定義1:春分・夏至・秋分・冬至で区切られた季節の中に4回満月がある場合、その3つ目
 定義2:ひと月に2回満月が合った場合、2度目の満月

です。

現在では2の定義がブルームーンの主流と
なっているといっても過言ではありませんが、
これは、1960年代にアメリカの天文雑誌で
1の定義を誤解した内容が掲載され、それが
現在でもそのまま受け継がれていると言われています。

 【1の定義でのブルームーン】
2013年8月21日
2016年5月21日
2019年2月未定

 【2の定義でのブルームーン】
2015年7月2日・31日
2018年1月2日・31日
2018年3月2日・31日
2020年10月1日・31日

ブルームーンの呼び名の由来としては、
Double moon(2度の満月)が変化した
という説や、極めて稀なこと意味するなど、
いくつかありますが、

大気中のチリやガスにより月が青く見える
現象とは別のものになります。

ブルームーンを見ると幸せになれるという
言い伝えもありますので、是非拝みたいものです。

 おまけ ブラックムーン

ブルームーンの定義にある「満月」を「新月」
に変えると、ブラックムーンの定義になります☆

月の世界って、奥が深いですね。

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