手足が冷たくなる冷え性。
寒さが厳しくなる季節は特に辛いですね。。
今回は、冷え性の症状や、効果的な食材、ツボなどを調べてみました。
冷え性とは?
ひとことで言えば、血行不良により
もたらされる諸症状です。
血行が悪いと、本来ならば身体全体に
くまなく行き渡るはずの酸素や栄養分
を含んだ血液が行き渡らず、結果として
内臓の働きを弱めてしまい、身体に
様々な不調を来たします。
冷え性の症状は?
冷え性で冷えるのは手や足だけでは
ありません。
ひどくなると身体全体が冷えて、様々な
悪影響が…。
具体的には、
【冷えが身体に及ぼす悪影響】
・手や足の末端の冷え
・手足のしびれ
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・めまい
・疲労感
・胃のもたれ
・動悸、息切れ
・不眠
・妊娠しにくくなる
などがあげられます。
これだけあると、不調が出たら
冷えを疑ってみるのもひとつだな
と思ってしまいます。
冷え性改善のポイントは?
【冷え性改善の3つのポイント】
飲食で身体を温める物を積極的に摂り入れる
規則正しい生活を心がける
適度な運動をする
より頑固な冷えには上記にプラスして
冷え性対策グッズやサプリメントを活用
します。
特に、1の食事と3の運動はとても大切です。
運動不足で筋肉量が減ると血行が悪くなり、
冷え性に拍車がかかってしまいます。
また、筋肉量が減ると基礎代謝も減り、
ダイエットにも悪影響を及ぼします。
ストレッチをするなど、意識して運動量を
増やすように心がけましょう。
また、喫煙も血管を急激に収縮させるため、
血行不良、しいては冷え性の一因となります。
身体が温まる食材は?
身体を温める働きがある食材を集めてみました。
【しょうが】
生のものをそのまま使うより、スライス
して1日天日干しにすると更に効果が
アップします。
これをスープなどの料理に使ったり、
温かい紅茶に入れて身体ポカポカ♪
【レバー】
血流の元になる健康な血液を育みます。
貧血になると、身体そのものの温度
である深部体温が下がってしまいます。
レバニラにすれば血液サラサラ
効果もあり、肩こりにも効きますよ^^
【にんじん】
血行を良くし、低血圧やしもやけにも
効果があります。
血圧が低いと、血液を身体に送る
ポンプの力も弱いので、身体に血液
が行き渡りにくくなってしまいます。
【ねぎ】
特有の香味が胃腸の動きを活発にし、
身体を温めてくれます。
玉ねぎやニンニクにも同様の効果が
あります。
【とうがらし】
辛味成分のカプサイシンの発汗作用で
血行を促進し、ダイエットにも効果が
あります。
ただ、摂り過ぎは胃腸に負担がかかる
のでご注意を。
上記の他にも身体を温める食材は
数多くありますが、まとめてみると、
●冬が旬の食材は身体を冷やしにくい
⇒白菜・大根・ごぼうなどなど
●寒い地域で育った物や食べられている
物は身体を温める効果が高い
●夏が旬の物や、暖かい地域で育ったり
食べられている物は身体を冷やしやすい
⇒キュウリ・トマト・コーヒー・かんきつ類、
南国のフルーツ(バナナ・マンゴー・
パイナップルなど)や砂糖も身体を冷やす
食材の1つですので摂り過ぎに注意です。
その他
●お茶は発酵しているものを
⇒紅茶・ウーロン茶・プーアール茶など
もちろんホットが大前提です。
こちらはしょうが紅茶にダイエット効果を
プラスした優れものです。
お値段は税込み2520円です。
(割引セールをしていることもあります)
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また、ビタミンやミネラルが不足すると
食べた物から効率よく熱やエネルギー
を作り出せず、体温が下がってしまい
ます。
バランスの取れた食事を心がけましょう。
冷え性に効くツボは?
身体中には実に多くのツボが存在
しますが、おすすめは足の裏を刺激
することです。
足裏にはとても多くのツボが集結
しているので、痛気持ちいいくらいの
力加減で全体を押したりマッサージ
するようにします。
足の甲側の指の付根にある『八風
(はっぷう)』は上下から強めにはさんで
引っ張って離します。3~5回繰り返します。
足の小指の外側の爪の付根あたりに
ある『至陰(しいん)』というツボも
効果的です。押すように揉みます。
また、おへその下の『大巨(だいこ)』
というツボも、冷え性や低血圧、生理痛に
効きます。
押しても良いのですが、カイロなどで
暖めるのが良いでしょう。
仕事中など足を押せない時には
手のツボを押します。
手の甲側の指の股部分にある
『指間穴(しかんけつ)』を押しながら
引っ張って離すのを繰り返します。
他にも手の平側の小指の第二関節
あたりにある『命門(めいもん)』も
血行促進のツボです。
やや強めに押しながら揉みます。
どのツボも押してみると意外と痛い。。
特に指の股は結構痛いと感じましたが
手も足もぽかぽかしてきましたよ^^
【2013年11月22日追記】
この記事を書いてから、毎日朝と
お風呂の中、寝る前に一番痛いと
感じる足指の股を押しています。
むくみのせいか、老廃物が溜まって
いるのか、本当に痛いのですが
(家族は押しても痛くないそうです)
足があたたまるのと、ふくらはぎに
つく靴下の跡が薄くなって、跡の色も
赤ではなくなりました。
手の指の股も押すと手がぽかぽか
して即効性があると感じました。
手足の指の股を押して痛いと感じる
方には是非オススメします!!
【追記ここまで】
ツボを探す時、私はスマホアプリの
『スボマスター』を使っています。
お悩み別にツボと押し方が紹介されて
いて重宝しています。
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その他の対策は?
食事やツボ押しの他にもいくつか
対策をご紹介します。
●「首」がつく所をあたためる
⇒首・手首・足首をあたためると、
厚着をしなくても身体が冷えるのを
くいとめられます。(ち○びはあたため
なくてOKです(。-_-。)ポッ)
こんな冷え性対策グッズもありました。
●座り仕事の人は、足首をぐるぐる
回したり、足の指をグー・パー・グー・パー
して血行を促進させます。
●立ち仕事の人は、時々爪先立ちを
したり戻したりを繰り返すのも血行
促進やむくみ防止に効果的です。
●家では足湯を是非!
お湯の温度は38度~42度位が適温です。
くるぶしから3~5cmくらいまでお湯に
つかり、お湯が冷めてきたら熱いお湯を足す
などして15~20分間漬かります。
意外と全身が温まり、半身浴より手軽です。
お湯の温度や時間などは体調を見ながら
加減してくださいね^^
こちらは温風で脚を温めるタイプです。
お湯要らずでより手軽ですね^^
自分へのご褒美に欲しいです。
豆知識:冷え性と低体温の違いは?
冷え性は寒くても暑くても冷えを感じて
しまう状態で、手や足など身体の末端
が冷たくなりますが、体温は正常な場合
が殆どです。
これに対して低体温とは、身体の中枢
の深部体温が低いことを指します。
内臓の温度でもある深部体温は、平均的
には37度前後ですが、低体温では35度
以下になってしまいます。
体温計で測るのは皮膚の表面の温度
なので、深部体温より若干低く表示され
ます。
このため低体温の人が体温計で体温
を測ると、概ね35度以下になります。
現在では体温が低い人=低体温
という表現を目にしますが、医学的には
『低体温=体温が低め』ではありません。
いかがでしたか?
冷え性について、症状や原因、対策など
をご紹介してきましたが、一度に全部実行
しようとするのは大変ですし、無理をしても
長続きしないと思います。
・毎日しょうが紅茶を一杯飲む
・通勤時のマフラーを欠かさない
・昼休みにストレッチをひとつする
・毎日1品身体を温めてくれる物を食べる
・寝る前に足の裏をマッサージする
などなど、できることからひとつずつ
取り入れるのが、長続きして、冷え性を
改善する秘訣なのではないでしょうか。