暑い暑い季節の到来です。
厳しい夏を乗り切るために、熱中症の予防と対策はもはや必須条件です。
今回は手作りの熱中症対策飲料の作り方をご紹介します。
熱中症とは?
この数年、夏に頻繁に耳にするようになった「熱中症」という言葉。
思えば私が子供の頃は小まめな水分補給もせずに屋外で長時間運動会の練習などをして、具合が悪くなったものですが、今思えばあれも熱中症の一種だったのかもしれませんね。。
熱中症について調べてみたところ、
『「熱中症」は日射病や熱射病などの総称で、 「高温下での運動や労働のため、発汗機構や循環系に異常をきたして起こる病気で、体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱・昏睡などを起こし、生命の危険を伴うこともある」』
とありました。まとめると、
<熱中症とは>
日射病や熱射病などの総称
原因は高温下での運動や労働
発汗機構や循環系に異常をきたして発症
<熱中症の主な症状>
発汗停止
虚脱・痙攣
精神錯乱・昏睡など
生命の危険を伴う
となります。
熱中症がこんなに恐ろしいものだったとは…。。
日差しが強く気温が急激に上昇する夏場は症状の進行も予想外のスピードですし、
小さいお子さんやご年配の方は特に注意が必要です。
注意!熱中症になりやすい人
先にもちらっと書きましたが、特に熱中症になりやすいのは、
乳幼児
高齢者
肥満の人
汗かきの人
汗をかかない人
です。
乳幼児や高齢者は体温調整機能が低いため、肥満は熱の生産量が多く、過剰な脂肪が
熱の発散を妨げるためです。
汗かきの有無については一見矛盾しているようですが、汗をかきすぎると体内の水分と
塩分が失われるため、汗をかかないと、身体に熱がこもってしまうためです。
また、熱中症で救急搬送される人は、男性の方が女性より多く、その割合は7:3という
データがあるそうです。
怖い熱中症の予防方法
こまめな水分補給や体温が上がり過ぎないようにする、上がってしまった体温を速やかに下げる工夫をするなど熱中症の予防方法はいくつかありますが、適切な予防をしっかりすれば熱中症は防げます。
以下は日本体育協会発表の熱中症予防5か条です
<熱中症予防5か条>
暑い時、無理な運動は事故のもと
急な暑さに要注意
失われる水と塩分を取り戻そう
薄着スタイルで爽やかに
体調不良は事故のもと
スポーツをされる方は、こちらの「夏のトレーニング時必見!!」も是非ご覧下さい。
私達が最も手軽にできる予防方法は、やはり3項目めの「失われる水と塩分を取り戻そう」なのではないでしょうか。
オススメ!!手作りのドリンク
水分と塩分を補給できるとして、スポーツドリンクがあげられますが、日常生活のシーンで継続的に飲むには糖分が気になります。
そこで、今回はオススメの手作りドリンクをご紹介します。
<熱中症予防ドリンクの作り方>
<材料>
容器(ペットボトル)・水・砂糖・塩
<作り方>
水1リットルに対して砂糖35~40g(大さじ1杯で9gです。甘さはお好みで増減して下さい)塩3g(小さじ半分)を入れ、よく混ぜれば出来上がり♪
スポーツドリンクに比べるとやはり味は落ちますが、病院でも経口飲料補水液として取り入れている所もあるそうです。
ほんの少し砂糖を多めにして、レモンやグレープフルーツ果汁を加えるとより飲みやすい爽やかな味わいになります。
<注意点>
作ったドリンクは冷蔵庫で保存
早めに飲みきる
もちろん、手作りで、保存料などは入っておりませんので、作ったドリンクは冷蔵庫で保存し、早めに飲みきるようにしてください。
持ち運びの場合も、保冷が望ましいです。
手作りの熱中症対策ドリンクで、厳しい季節を無事に乗り切りましょう!!