ネットサーフィンしていたら、ふと目に止まった「水漬けパスタ」の文字。。
パスタの水漬け?そんなのあり!?
興味津々!ドキドキしながら私も作ってみました♪
「水漬けパスタ」
この言葉を目にした時にはとても驚きました。
「塩漬けにんにく」
「レモンの砂糖漬け」
なんかとは別次元ですよ。
だって、水漬けパスタですよ?
パスタを水に漬けちゃうんですよ??
気になって気になって、調べてやってみましたYO!
目次
ためしてガッテンで「すいすいパスタ」として話題に
水漬けパスタは数年前(2013年)にNHKのためしてガッテンで
取り上げられて話題になった、パスタの革命的な新調理法という
ことがわかりました。→番組HP
パスタを茹でる前に水に漬けることで、
ゆで時間もお湯も激減し経済的
乾麺がまるで生パスタのようなモチモチ食感に激変!
冷蔵・冷凍保存も可能
と、メリットが沢山あるとのことでした。
水漬けパスタの作り方
気になる作り方は、乾麺のパスタを水に漬けて、
水気を切って茹でるだけと、大変シンプルです。
乾麺のパスタを水に漬ける
水気を切る
茹でる
この3ステップでOK♪
漬け時間や茹で時間の目安は、
【パスタの水漬け時間の目安】
パスタの太さが
1.4mm → 1時間
1.7mm → 1時間半
1.9mm → 2時間
【ゆで時間の目安】
沸騰したお湯で1分程度。塩は入れても入れなくても良い。
※ゆで時間は好みで調整する。
※「1分」とは、お湯にパスタを入れて再度沸騰してから。
【保存】
水気を切った状態で
冷蔵庫で約3日
冷凍で約1ヶ月程度
パスタを漬ける水の量は、パスタ100グラムに対して
水300mlとのことですが、たっぷりめならばこの辺りは
あまり神経質にならなくても良いでしょう。
水に漬ける時間はパスタの種類やメーカーによっても
異なると思います。
上記の時間を越えて漬けても大丈夫とのことですが、
これもパスタによっては溶けたようになってしまったり
して失敗する場合もあるそうです。
(個人的には、パスタの原料に起因するのではと思っています。
デュラムセモリナだけでなく、デンプンなどが添加されたパスタを
見かけたことがあるのですが、あまりむいていないような気がします。
上記のようなパスタは食べたくないのであえて試すことはしませんが…^^;)
夏場や長時間浸水する場合には冷蔵庫に入れることを
オススメします。
「水漬け」はパスタ以外の乾麺でもできる?
「ガッテン」のサイトによると、うどんやそば、ひやむぎなど、
塩分が多く含まれている乾麺ではゆで時間が短いと塩分が
抜けきらずにしょっぱくなってしまうそうです。
その原理でいくと、無塩の乾麺ならばできそうですね。
番組サイトでは、「味付けやゆで時間の調整で美味しく
食べられるようになる可能性大」としめくくっていました。
→詳しくはこちら
水漬けパスタを作ってみました♪
私も早速やってみました。
パスタは300グラム用意しました。
(我が家はこれで2人前)
パスタの太さは1.6mm 。
目安だと1時間15分位漬ければOK?
今回はフライパンで水漬けしました。
意を決して水を注ぎました。
水の量は特に計らず、たっぷりと入れました。
くっついたりしないのか…不安がよぎります。。
!! 折れてしまいました><
この段階で触るのは控えた方が良さそうです^^;
折れたパスタの断面を見ると、まだ芯がしっかり残っています。
パスタ表面の小麦粉が溶け出すのか、パスタに
触ると水が白く濁りました。
水に漬けて1時間半経った状態。
すっかり白くなり、まるでひやむぎのようにも見えます。
随分しなやかになり、麺を手から離しても
折れたりしませんでした。
約2時間(厳密には1時間50分)漬けた状態
1時間半漬けたものとほとんど変わりませんでした。
ザルに上げて水気を切っておきます。
(くっついたりしそうで調理の直前まで水に浸してしまいました^^;)
こういうラーメンあるよね…という感じの見た目です。
冷凍する場合はここで小分けにしてラップにくるんで
フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
※冷凍したものは凍ったままゆでてOKです。
いよいよ調理!今回は「茹でないナポリタン」
今回は、ナポリタンにしました。
水漬けパスタについて調べていた所、なんと、
ゆでなくてもOKという情報を得たので、ずぼらな
私はこちらでチャレンジしました^^;
ナポリタンの具を炒めます。
ピーマンが入るととてもそれらしくなります。
ケチャップライスの時と同様に、
麺を入れる前にしっかりと味付けします。
ケチャップとソースに少量のマヨネーズと
砂糖と醤油を入れました。
砂糖が入ると酸味がマイルドになり、隠し味の
醤油が味を引き締めてくれます。
写真ではわからないのですが、自家製塩にんにくも
入っています。
水漬けパスタ投入!!
ちゃんとパスタになるのかとても緊張しました。
フライパンに触れたところからいつものパスタの
色に変わっていきます。
なかなか色が変わらない場所があったり、
麺が固い場合は少し水を加えます。
柔らかめがお好みの場合も同様です。
全体的にしっかりと熱が加わるように炒めます。
炒めが足りないと粉っぽく感じます。←味見した
メンチカツ(出来合い)とトマトソース
(勿論既成品)を添えてみました。
さてさて…お味は如何に?
ドキドキ!お味の感想は!?
麺の色が変わらない場所があったりで、
なんだかんだで3~5分炒めました。
我が家は固めが好きなので、水はほとんど加えずに
炒めたところ、とてもコシと歯ごたえがある仕上がりと
なりました。
夫の感想は
「これはこれで好き」
とのことでした。
う~ん。。。
いいのか悪いのか…。。
可もなく不可もないというところなのでしょう。
このナポリタンが茹でずに作ったものだと伝えたら
驚いていましたが…
実際に作ってみて思ったことは、
茹でずに作るなら1人前まで
ということでした。
ある程度量があるならば、ささっと短時間でゆでた麺を
使った方が作り勝手も良いし時短になると感じました。
茹でずに作った今回の食感は、コシや弾力はありましたが、
生パスタのようなもちもち感かと言われたら、ちょっと無理が
あるかな…という感じでした。
そうね。
がってんで紹介された通りにゆでずに別の道に走った
私が悪いですね(;´Д`)
次は茹でて作って追記します^^;
因みに、時間が経ったらどうかとナポリタンをひとくち
残しておいたところ、食べられないことはないですが、
とても固くなってしまいました。
【追記】後日きちんと茹でてみました♪
ナポリタンは夫に作ったのですが、数日後、息子からも
晩ごはんにパスタが食べたいとの要望があったので、
水漬けパスタに再チャレンジしました。
100均で買ったレンジでパスタ茹で器で水漬けしました。
両サイドに穴が開いていて水切りできます^^v
水を入れ過ぎると移動時に水切り穴から水がこぼれます^^;
今回はきちんと茹でました!
1.9ミリのパスタだったので、2分位時間がかかりました。
プリプリモチモチに茹で上がりました♪
食感はパスタによって異なると思います。
実感したことは、
断然茹でた方がいいということでした。
手間も湯で時間もお湯も少なくていいので、
茹でることをオススメします。
おまけ:パスタソースワンランクアップ術
最後におまけとして、調べている時に見つけた
パスタソースを美味しくする裏ワザ(?)をご紹介します。
砂糖と醤油を少し加える
→我が家でも取り入れています。本格的な味になるそうです。
クリームソースにバニラアイスを加える。
→キム兄のアイデアなんだそうです。
ミートソースにすりおろしたレモンの皮を加える。
→お店の味に一歩近づく?塩レモンの皮でも良さそうです。
何とも奥が深いパスタの世界…
水漬けパスタは水も熱源も少なくて済むことから、古くから
登山者さん達の間で用いられていた手法なんだそうです。
この方法は災害時などにも役立つのではと思います。