s_touji気温が下がり、朝晩の冷え込みが厳しくなりました。
紅葉で美しく色づいた木の葉もいつしか散ると、今年も寒い冬がやってきますね。
そして日が短くなったと実感する頃、冬至が訪れます。

 

 

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冬至とは?今年はいつ?

2016年の冬至は12月21日(水)です。

冬至のこの日、北半球では太陽の高さが
一年で最も低い位置にあり、日照時間が
一年で最も短く、反対に夜は長くなります。

冬至を境に、少しずつ日は長くなりますが、
寒さは厳しくなっていきます。

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因みに昼が最も長く夜が短いのが夏至、
昼夜の長さが同じなのが春分・秋分です。

二十四節気(にじゅうしせっき)?

二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分
して約15日ごとに分けた季節のことで、冬至・
夏至・春分・秋分などもこれに含まれます。

二十四節気(にじゅうしせっき)
【 春 】
立春(りっしゅん)雨水(うすい)啓蟄(けいちつ)春分(しゅんぶん)清明(せいめい)穀雨(こくう)
【 夏 】
立夏(りっか)小満(しょうまん)芒種(ぼうしゅ)夏至(げし)小暑(しょうしょ)大暑(たいしょ)
【 秋 】
立秋(りっしゅう)処暑(しょしょ)白露(はくろ)秋分(しゅうぶん)寒露(かんろ)霜降(そうこう)
【 冬 】
立冬(りっとう)小雪(しょうせつ)大雪(たいせつ)冬至(とうじ)小寒(しょうかん)大寒(だいかん)

二十四節気の詳細、年中行事など、より詳しく
知りたい方にはこちらのサイトがおすすめです。

冬至は運気リセットの日

冬至は一陽来復(いちようらいふく)の日
とも言われております。

これは中国の「易経」に出てくる言葉で、
悪いことが去り、良い方向に転じるという
意味合いを持ちます。

つまり、日が短く太陽の力が最も弱まる
冬至を境に、日が長くなり再び太陽の力が
蘇るとされ、冬至は太陽が生まれ変わる日、

「これ以上陰が極まる日はない=これからは陽に転じる」

というところから、ヨーロッパでも太陽復活祭が
行われたりします。

冬至占い 新たな一歩に向けて是非♪

冬至にかぼちゃを食べる理由

冬至にかぼちゃを食べる風習は、
緑黄色野菜が少なくなる冬の時期に、

ビタミンやカロチンが多く含まれる
かぼちゃを食べて風邪をひかずに冬を
乗り切るための先人の知恵です。

地域によっては、朝や午前10時頃と、
かぼちゃを食べるのに適した時間が
設けられている所もあります。

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当時は秋に収穫が終わると冬には
食べられる野菜がめっきり少なくなり、

そんな中で本来の旬は夏ですが、
栄養があり保存もきくかぼちゃは
とても重宝されていました。

現在ではかぼちゃは一年中手に入り
ますが、風邪防止はもちろん、美肌や
動脈硬化などの予防のためにも、

冬至の日だけでなく、この時期に
かぼちゃを食べるのは身体のためにも
良い事と言えます。

かぼちゃだけじゃない!運盛(うんもり)とは?

冬至には「ん」のつくものを食べると
「運」を呼び込めるという言い伝えがあります。

だいこん・にんじん・れんこん・うどん
ぎんなん・きんかんなどなど、「ん」のつく
ものを『運盛り』といい、げんかつぎを
してきました。

かぼちゃは漢字で書くと南京(なんきん)
なので、こちらも運盛りですね。

地域によっては、冬至の七種として、
「ん」が2つつく食品、

なんきん・にんじん・だいこん・れんこん・
ぎんなん・きんかん・かんてん・うどん(うんどん)

を食べると病気にならず、うどんは、
運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じ、
出世するとも言われています。

「ん」は平仮名の終わりであることから、
こちらにも一陽来復の願いが込められています。

冬至に食べられているもの

代表的なかぼちゃの他にはどのような
ものが食べられているのか調べてみました。

小豆粥

小豆の赤が邪気を祓うと言われていることから、
冬至に邪気を祓い、翌日から運気を呼び込もうと
この習慣が生まれました。

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地域や家庭によって様々で、小豆が入ったお粥
だったり、小豆だけのおしるこ的な物だったりします。
クックパッド 小豆粥の作り方

いとこ煮

小豆とかぼちゃを煮た『いとこ煮』を
食べるという地域もあります。

因みに我が家は「あずきかぼちゃ」と称して
お汁粉っぽいものを食べます。
(白玉はその年の気分でいれているようです)

これもいとこ煮に入るのでしょうか…^^;

※いとこ煮は、硬いものをおいおい(甥)
入れて、めいめい(姪)炊き込んでいく
ことからこの名がつきました。(甥と姪でいとこ)

したがって、いとこ煮とは必ずしも小豆と
かぼちゃの煮物ではありません。

こんにゃく

冬至にこんにゃくを食べることを
「砂おろし」といい、こんにゃくを食べて
体内に溜まった砂を出すとされています。

これは、昔の人がこんにゃくを「胃のほうき」
「腸の砂おろし」と称して大晦日や節分などに
食べていたことの名残と言われています。

豆腐

かぼちゃを別名唐茄子(とうなす)ということから、
「と」のつくものを食べると良いということから。

冬至夜豆腐(とうやどうふ)
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二百年も前からレシピがあるそうです。
作り方

冬至のいい伝え・行事

真偽の程はさだかではありませんが、
こんな言い伝えも残っています。

●冬至に天気がよければ翌年は豊作
●冬至に雷が鳴れば雨が多い
●冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨
●冬至に雪が降れば豊作

早稲田の穴八幡などの神社では
冬至から節分までの期間限定で、
「一陽来復」のお守りが頒布されます。

(御初穂料はこの数年800円ですが、
今年の額はまだ未定とのことでした。
11月末には決定するそうです。)

穴八幡神社はこんな感じです。
お守りゲット体験談(ほぼ日刊ニュース)

名前:穴八幡宮
住所:東京都新宿区西早稲田2-1-11
電話:03-3203-7212


大きな地図で見る
【参考】穴八幡神社へのアクセス
東京メトロ東西線早稲田駅下車⇒高田馬場方面改札を出て早稲田通りへ。
⇒早稲田通りを高田馬場方面へ徒歩1分⇒交差点があり、目の前が境内入口。

【お守りを入手できる時間帯】
冬至から大晦日までの期間
●午前8時から午後7時(冬至の日は午後8時過ぎまで)
冬至の朝のみ5時から

正月から節分までの期間
●午前9時から午後5時

お隣の放生寺でも同じくお守りを頒布しています。
こちらは一陽来”福”なんだそうです。

もともとは穴八幡と放生寺は同じ敷地にあり、
互いに一陽来復のお守りの元祖を主張しているとか…
(知名度は穴八幡神社の方が高いようです)

授かったお守りをお奉りする
(お守りを壁に貼り付ける)日は

・冬至の日の24時、
・大晦日の24時、
・節分の日の24時

のいずれかに恵方に向くように貼ります。
(御守りに説明書があります)

冬至からかぼちゃ、最後にはお守りの
話しになってしまいましたが、日本の伝統は
奥が深いと実感しました。